信じられない!ヘアカラーにも発がん物質が!!
2016/11/16
ヘアカラーの成分に発がん性物質
街中を歩いていると、さまざまな髪の色の人がいますね。日本でもすっかりヘアカラーは、浸透しています。特に若い人は、奇抜な色に染めていたりしますね。高齢者の方でも白髪を染めている人がいます。
この身近なヘアカラーがあなたの寿命を縮めているとしたら、どうしますか?
一昔前に「日本男児の髪は黒かグレーか白でいい!」とコメントした野球監督がいましたが、女性にとっても他人事ではない話なのです。今からご紹介する恐ろしい発がん物質の話を知ったら、染めなくていいや!という気持ちになるかもしれません。
すっかり浸透したヘアカラー。アメリカ、日本、ヨーロッパの女性の35%、男性でも10%が、ヘアカラーを使っていると推定されています。しかし、永久耐久性ヘアカラーや半永久ヘアカラーには、さまざまな化学物質が使用され、中には発がん物質が含まれているものもあるようなのです。
具体的には、CIディスパースブルー1、赤色227号(石油タールから分離、合成した色素)、HCブルーナンバー1、パラフェニレンジアミン(アレルギー発症例あり)、トルエンジアミン(喘息を引き起こす可能性がある)などです。
ヘアカラーの成分に発がん性があることは、随分昔からよく言われていました。とくに慢性白血病、多発制骨髄腫、ホジキン病、非ホジキンリンパ腫など、比較的まれなガンは、ヘアカラーを長期にわたって高い頻度で使い続けることが大きな要因だということがアメリカの健康に関する刊行物『International Journal of Health Services』でも取り上げられています。
ヘアカラーの発がんリスク
1970年代から、ヘアカラーの発ガンリスクは過去の多くの研究報告からも確認されています。長期に使用すると、乳がんと膀胱ガンのリスクも非常にたかくなることを示す統計的証拠がアメリカの書物(Lynch,B.S.,et al.Toxicology Review and Risk Assessment of Recorcinol:Thyroid Effects.Regulatory Toxicol.Pharmacol.36:198-220,2002など)もあるのです。
美容師やエステティシャンなどの人がガンになるリスクが高いというデータが出ているのに、使い続けているなんて驚きですよね><。とくに、ヘアカラーの中でも黒やこげ茶など、濃い色の永久と半永久のヘアカラーは、職業に関連する発ガン物質として規制することを強く求められています。
髪を染めてお洒落したい!白髪が気になる!といった気持もありますが、一般的なヘアカラー剤には危険な化学物質が多く含まれており、発ガン・アレルギー発症のリスクを考えると長期間ヘアカラーを使い続けるのは避けたほうがよさそうですね。
そうはいっても、女性の場合、白髪を染めないでいることは、なかなか難しいですよね。白髪染めで言えば、化学合成されたヘアカラーではなく、ヘナという植物で染色する方法もあるようです。
危険な成分と思われるものを長期間使うより、安全安心なもの(自然植物成分など)を使って、健康的に賢くお洒落をしたいですよね!
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関連項目
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