婦人病が増加している背景とは?②日本の食卓が変わった!
2016/11/16
食生活の欧米化はずいぶん前から言われてきましたが、近代の食品加工技術によって、化学調味料や食品添加物の害も叫ばれるようになってきましたね。知らないで食べていると怖いですが、正しい知識と選択する正しい目があれば、避けられます。何を食べればいいのか、ご紹介していきます。
食生活はどう変わったの?
本来、日本人は米を中心として、魚や根菜をよく食べていました。それが、戦後欧米化が進み、牛乳やチーズなどの乳製品、肉や小麦などをよく食べるようになりました。
これまで食物繊維の多い穀物を食べてきた日本人が、急に肉や乳製品を食べるようになったことで、腸内環境が変わってしまったといえます。
いつもの食事、見直してみましょう
食品の加工技術も進み、賞味期間の長い食品や、冷凍もの、レトルト、インスタントなどなど、多くの食品添加物が含まれた食品が町中にあふれています。
野菜も品種改良や遺伝子組み換えなどを行い、年中いつでも食べられるし、肉や魚も、彼らが育つ環境を考えると、決して安全とは言えません。
でも、それでは何も食べられなくなってしまいますね。どんなものを選べばよいのでしょうか?
地産地消にはワケがある
野菜であれば「旬のもの」を食べましょう。夏野菜は身体を冷やし、冬野菜は身体を温めてくれるという自然の摂理が、昔は意識せずとも摂れていました。
ところが、今はスーパーに行けばどんな野菜も手に入りますから、何を食べたらいいのか、わかりにくくなりました。
また、地産地消をオススメするのは、なるべく自分が育った場所、生活している場所と近いところで摂れたものが、自分の身体に適しているからなのです。
肉や魚も同じことが言えます。季節のモノ、そして産地をよくみて、選んでみてください。
食生活が欧米化すると、何がいけないの?
私たちの身体は、適応能力に優れているようで、そんなに簡単に身体を変えることはできません。
戦後70年ほどが経ちましたが、この間に急激に変化した食生活に、身体は付いていけていないのです。それもそのはず、世代にしたらまだ3世代目ですものね。しかも新種の食品は日々増え続けています。
特に女性では、ホルモンバランスの乱れを引き起こし、婦人病が増加した一因にもなっているといわれています。欧米化した食事で太りやすくなり、過度のダイエットで栄養バランスを崩すとまた、女性ホルモンの分泌が不十分になり、生理が不順になったり、止まったり、生理痛がひどくなったりと、不調の元ともなっているのです。
日本食が一番いいとは、こういうことなのですね!
知れば知るほど、食べるものが怖くなってきますが、これを知ったあなたは大丈夫!少しでいいので、自分や家族が口にするものに気をつけてみましょう。自然と、何を選べばいいのかわかってくるはずです。
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