すぐに効果のある化粧品に注意!逆に老化を早めるかも?
2016/11/16
キレイになるために使う化粧品。効果があったと思っていたのに、とんでもないからくりが潜んでいるのです。本当の意味での美容とは何か?知ることで、選び方もわかります。
すぐ効果が出たら、要注意!
「しみ込む」「もちもち」「美白」などという宣伝文句は、キレイになりたい女性たちの最も気になる言葉でしょう。簡単にもちもち美白肌になれたら嬉しいですもんね♪
しかし、使い始めて1~2週間で効果の出る化粧品は、実は「合成界面活性剤」が入っている疑いがあるのです。
合成界面活性剤の正体
合成界面活性剤は、なぜ化粧品に使用されているのでしょうか?
それは、
・肌にしみ込ませるための浸透剤
・水分を保つための保湿剤
・肌を白くするための美白剤
などの役割のために、合成界面活性剤を化粧品に入れているのです。合成界面活性剤は、美白剤や保湿剤を肌の内部の細胞に浸透させるために、お肌が本来持っているバリア機能を壊す役目として使われています。
それなら、美白や保湿効果が得られれて、お肌にいいものじゃないの?と思うかもしれませんが、同時に異物や刺激物、化合成分(有害な化学物質)を肌の奥深くに届けてしまっているのです。考えたら怖いことですよね。
肌のバリア機能が壊れると、どうなる?
肌のバリアは本当はとっても強いもの。なのに、強力な合成界面活性剤でバリアを壊してしまうので、肌は守ってくれるものがなくなり、有害物質や香料、タール色素などが肌の内部にまでしみ込んでしまいます。
バリアが壊れると本来もっている油分や水分を流出させてしまうので、乾燥肌になりやすくなってしまいます・・。
本末転倒ですね。。肌にいいと思ってやった事が別の問題を引き起こしかねないなんて・・。
合成界面活性剤の入った化粧品を使い続けると、シミやシワなどの原因となり、肌老化を早めてしまうのです。アトピーや敏感肌の人が多い原因ではないかとも言われています。
シャンプーやボディシャンプーも要注意!
同じことが、頭皮や身体を洗ったり付けたりするものにも言えます。合成界面活性剤の入ったシャンプーやボディシャンプーを使うと、皮膚を守っている皮脂膜まで洗い流してしまい、やがては皮脂膜だけでなく角質細胞間脂質まで奪われてしまい、乾燥肌を引き起こしてしまうのです。
いくら保湿剤を使っても乾燥肌が治らない方は、バリア機能そのものが壊されていることに気付いてくださいね。
魅力的なうたい文句に惑わされず、合成界面活性剤の入っていないものを選ぶ力を身につけましょう。良かれと思って使っているものが、逆に老化を早めているかもしれませんよ!
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関連項目
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