増える知的障がい、原因はPCBの汚染にある?
2018/11/12
この数十年で、発達障がいをはじめとする知的障がいが圧倒的に増えています。
以前は発達障がいという言葉さえなかったから、という見方もありますが、そうとばかりは言えないほど多いとは思いませんか?
これが環境汚染によるものだとしたら、本当に怖いことが起こってしまいます。
PCBとは?
ダイオキシンを筆頭とする内分泌かく乱化学物質は、精子の減少や婦人病の増加の原因ではないかと言われています。
PCBとはポリ塩化ポリフェノールという化学物質で、アメリカ五大湖に生息する魚たちに多大な影響を与えました。
そして、ここで獲れる鮭を食べた人たちにも、大変な影響を及ぼしていたのです。しかも、その汚染は、母親から子どもへと受け継がれてしまうというのです。
PCBに汚染されるとどうなる?
15年にわたる研究によると、PCBに汚染された魚を食べていた妊婦は、へその緒にもPCB汚染が検出されることがわかったのです。そしてその子どもたち低体重児、頭が小さいなどの奇形児がほかの地域に比べて高確率だということも確認されたのです。
また、新生児けいれんや認識障がい、注意欠陥や多動行動などの異常行動も多く見られたといいます。その後の追跡調査によると、子どもたちの知能は他地域のこどもたちより低く、平均知能指数の6.2ポイントも低かったというのです。
●見出し
母から子へ受け継がれるPCB
母から子へ受け継がれるものは、いいものばかりではありません。こうした汚染物質も胎盤を通して受け継がれていくのです。そして脳の発達に重要な胎児期に汚染されてしまうことで、将来の発達遅延や知的障がいにもなりかねないというのです。
大切な我が子へ、こうした汚染を受け継がせないためにも、特に女性は食べるものに気を使い、日頃から使っている日用品に気をつけていただきたいと思います。
最近の発達障がいの子どもが多いことと、まったく無関係には思えませんね。ひとり一人が気をつけて、環境ホルモンを出さない生活をしたいものです。
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