知っていますか?浸透剤の恐ろしさ
2016/11/14
たいていの化粧品に含まれている!
浸透剤は化粧品の効果を発揮させるために、ほとんどの化粧品に含まれているといっても過言ではありません。けれど、この浸透剤のせいで、敏感肌になったり、乾燥肌になったり、肌そのものが弱くなってしまうんです。
化粧品の浸透力は薬事法で定められている以上!?
実は、薬事法では、化粧品の成分が作用できるのは角質層までと決められているんです。角質層は、皮膚のごくごく表面の部分です。けれど、シミをとったり、シワをとったりする効果を発揮させるには、成分を皮膚のもっと深いところまで浸透させる必要があります。これが、浸透剤が使われる理由です。
浸透剤がなぜ、あなたの肌そのものの力を弱くするのか。
化粧品の浸透剤とは、合成界面活性剤です。つまり、油を溶かして水と混ぜる力が強いという性質があります。その為、乳化剤として油と水を混ぜるためにも使用されているのです。乳液がサラサラしているのは、浸透剤(合成界面活性剤)のおかげというワケ。
なぜ、合成界面活性剤が浸透剤として使われるのかというと、あぶらを溶かす作用があるからなんです。強い合成界面活性剤である乳化剤や浸透剤なら、皮脂でできた皮膚バリアを難なく溶かしてしまうのですね。それで、化粧品の有効成分を肌に浸透させることができる、ということのようです。そうなると、一緒に化粧品に配合されている防腐剤などの有害物質や細菌が、皮膚の基底層と呼ばれる細胞まで浸透してしまうことも考えられますよね。肌荒れ、ニキビ、皮膚炎などの原因にもなるのではないでしょうか。
浸透剤は、肌を守っている脂まで溶かしてしまう><
人の皮膚には、バリア機能があり、主に脂によってコーティングされています。このコーティングによって、外部の刺激から守られているのです。いいものを浸透させようとして、有害なものまで浸透してしまう・・・。
壊れたバリアから水分が逃げていく→乾燥するからうるおい成分を浸透させる→バリアを破壊。。。
悪循環ですね・・・。
だから、浸透剤がたっぷり入った化粧品を使うのは、肌にとって非常に危険なのです。
シミ、シワ、乾燥、敏感肌の悲劇を避けるために。。。
ほんとうの美肌になるためには、強い浸透剤が入った化粧品を避けた方が良いでしょう。肌にはもともと、肌をきれいに保つためのバリア機能が備わっています。浸透剤の入った化粧品でなんとかしようとする前に、肌本来のバリア機能を強くしましょう!!
そして、「有効成分がしっかり浸透」などの耳ざわりの良い謳い文句に惑わされないようにしたいですね。肌のバリア機能や、化粧水やクリームの本来の目的、肌の環境を整える方法をきちんと知っている化粧品メーカーとお付き合いするようにしましょう!化粧品選びは、恋人選びと同じくらい慎重にしてくださいね(^0^)/
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