アレルギー反応って何?どうして起こるの?
2016/11/16
最近は小さな子どもから大人まで、アレルギーを訴える人が増えました。現代は、弱肌・敏感肌の人が増え、かぶれやアレルギーを起こしやすい人が多いのです。アレルギーの原因を探ってみましょう。
アレルギーってどんなもの?
アレルギーとは、異物が侵入した時に働く「排除反応」のことです。化粧品によるかぶれや炎症、食べ物によるじんましんなどもこのアレルギー反応ですね。
最近では紫外線や花粉などがアレルギーの原因となることもあり、吹き出物や肌荒れといった症状となって現れるなど、過剰に反応してしまう人が多いようです。
アレルギーの起こるしくみ
アレルギーは、皮膚にあるセンサーが「異物が入ってきたぞ!」と反応することで起こります。皮膚は本来、身体にとっての毒などが体内に入らないようにしたり、入ってきた場合はかぶれや炎症を起こして排出する働きを持っているのです。
1回目の侵入ではアレルギーが起こらない場合がほとんどです。ただし、2回目からは一気に反応します。化粧品で起こるアレルギーは、ほとんどがこの反応によって起こります。
アレルギーが起こりやすくなった原因は?
皮膚とは、強力なバリアー機能があり、もし異物が入ったら皮膚から排出するという役割を持っています。元々「守って」「出す」機能しかない皮膚なのに、現代の化粧品は、その皮膚を「はがして」「入れる」機能を持たせたものが多いのです。
お肌本来の役割を知りましょう
合成洗剤によって皮膚のバリアーをはがし、そこに合成界面活性剤入りの化粧水や美容液、日焼け止めを塗るのは、美容といいながら、わざわざお肌に負担をかけてしまっているようなもの。
皮膚は本来「排出する器官」だということを覚えておき、「皮膚に浸透する」などと宣伝している化粧品に疑問を持ってください。
いかがでしたか?怖いアレルギーも、そのしくみや原因を正しく知ることによって取り除くことができます。もしアレルギーで悩んでいるなら、今使っている洗顔やシャンプー、化粧品を見直してみてくださいね。
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