母親がアトピーだと80%の子どもがアトピーに?
2018/12/24
継世代毒性とは、母親から子どもへと受け継がれる毒性のことです。特に母親のお腹の中では、赤ちゃんは経皮毒の影響を受けやすいのです。
母親がアトピーだと子どものアトピー確率が高いというのは本当でしょうか?断ち切る方法はあるのでしょうか?
なぜアトピーが受け継がれる?
もともと遺伝要素が強いとされるアトピー素因ですが、特に母親がアトピー性皮膚炎を発症している場合は、子どもに受け継がれる確率が高くなると言います。
それは、アトピーの湿疹などによって皮膚バリア機能が破壊されているため、有害な化学物質が通常よりも過剰に体内に入り込んでいる可能性があるからです。健康な人より数十倍以上吸収されているかもしれないと思ったら、本当に怖いですよね。
有害化学物質は体内に蓄積するため、妊娠中胎盤を通して胎児に引き継がれてしまうという訳です。
アトピー素因があったらどうしたらいい?
自分もアトピーで苦しんだのに、子どもに同じ思いをさせたくはありませんよね。しかし、アトピーの人はより経皮毒の影響を受けやすく、そしてアレルゲンに接触する機会が多ければ、アトピー性皮膚炎はよくなりません。
アトピー素因がある特に女性は、妊娠する前から生活環境を見直し、化学物質をアレルゲン物質を避けて生活する必要があります。
そして、アトピーを発症していれば治癒させる努力をしましょう。
継世代毒性を断つには?
生まれながらにアトピー素因を持つ子どもが増えているのは、親から受け継いだ継世代毒性によるものだと考えられています。
だからこそ、生活環境を整備して、台所洗剤、洗濯洗剤、入浴剤やシャンプー&リンスなど、特に水回りで使う日用品には、可能なかぎり合成界面活性剤などの有害化学物質が含まれた製品を選ばないことが大切なのです。
直接肌につける化粧品やボディ用、ヘアケア用の製品もしかりです。
また、ダニやペットの毛などはこまめに掃除して、清潔にしておくことも心がけておきましょう。
継世代毒性は、親から子どもだけでなく、孫やひ孫にまで受け継がれると言います。自分だけではないので、生活環境には気をつけましょう。
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