入浴時には経皮毒の危険がいっぱい!気をつけたいこと5点
2018/04/30
経皮毒を吸収しやすい部位があることは、以前にご紹介しました。それだけではなく、経皮毒を吸収しやすい「時」があるのです。
それがお風呂。どうして入浴時には経皮吸収しやすいのか、何に気をつければいいのかをご紹介します。
なぜ入浴時が吸収しやすいの?
経皮吸収率は、皮膚の表面温度が高いほど高くなります。お風呂の温度は一般的に40℃前後。体温より高いお湯につかるので、もちろん体温は上昇して汗もかきます。
しかも、入浴時はシャンプーやリンス、ボディソープや入浴剤といった、日用品を使う機会が一日の中で最も多いのです。
経皮吸収しやすくなったところに、合成界面活性剤の配合された日用品をたくさん使うと……。考えなくても、もうおわかりですね。
入浴時の経皮毒注意点
とは言っても、入浴は心身をリラックスさせ、新陳代謝を促してくれるとても有意義なもの。しかし、経皮毒にさらされる危険も一日のうちで一番高いのです。
どんなことに注意して入浴すればいいのでしょうか?
①シャンプー、リンス、ボディシャンプー、洗顔など、お風呂で使う日用品の成分をチェックする
②入浴剤の保湿剤や保存料にも気をつける
③身体はナイロン製などのボディタオルを使わず、手でなでるように洗う
④髪も身体もすすぎをとにかく充分に行う
⑤入浴後すぐにつける化粧水やボディクリームなどの成分表もチェックして確認する
特に経皮吸収しやすい粘膜あたりには、せっけんなどを使わず、優しく手でさするなどして汚れを落としましょう。
汚れが気になるからと、ゴシゴシこすると、皮膚を痛めるだけでなく、乾燥をまねくことになるのでやめてくださいね。お湯につかりながら優しくなでるようにするだけで8割の汚れは落ちます。とにかく、入浴時に使う合成界面活性剤は、吸収されやすいということをよく覚えておいてください。
毎日お風呂を楽しみにしている人も多いと思いますが、お風呂では一番日用品を使います。成分表をよく見て、配合されている成分に注意してください。
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