本当は気をつけるべき植物由来その１

「植物は安全」は幻想！？

最近、植物由来と書かれた化粧品が増えてきましたね。けれど、この「植物由来」、少し気をつけてほしいことがあります。実は、植物だから肌に優しいとは、言い切れないんです。特に「新開発」という言葉には要注意です。新開発ということは、それだけ、使用者の蓄積データがない、ということになるからです。

植物由来の天然成分を使った化粧品でも合う合わないがある！

以前は、筆者も植物由来の化粧品はすべて肌に優しいものと思っていました。けれど、とあるオーガニックコスメを使っていたとき、そのコスメをつけるとヒリヒリする、皮膚が赤くなると感じていました。あとになって、「植物から抽出した天然由来の成分だからといって、誰にでも合うものではない」と化粧品に詳しい方から聞いて、びっくりしました。

植物エキスは薬効があるという勘違い

植物由来で肌にトラブルが起きるというのはどういうことでしょう？その一つには、刺激に弱い敏感肌になっているという現状もあります。合成界面活性剤がたっぷり入ったクレンジングや基礎化粧品などで、毎日せっせと皮膚バリアを壊してしまっているせいかもしれません。植物エキス配合と聞くと、「薬効がある」んじゃないかと思う人もいるでしょう。しかし、植物エキスには、皮膚組織に直接活力を与えるような効果は、ほとんどないのだそうです。例え、薬効があったとしても、皮膚の内部に浸透させるためには、皮膚バリアを壊さなければなりません。つまり、それだけ、肌内部に成分を浸透させる強力な合成界面活性剤がたっぷりと使われているということになるのです＞＜

筆者が経験した肌トラブルもこの皮膚のバリアがバランスを崩し、肌の表面の健康状態が悪くなったことによるものでした。当時は、肌に違和感を覚えながらも、「オーガニックコスメだから大丈夫なはず」と思って使用し続けていたのですから、思い込みって本当に怖いですね。もし、筆者のように思い込みで、肌に合わない化粧品を使っている方がいたら、一度見直してみてくださいね！

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