日用品の合成界面活性剤について①
2016/11/17
「日用品に注意してください!」と言われても、何に注意したらいいのかよくわかりませんよね?
そこで2回にわたり、主に洗浄剤として使われている日用品の合成界面活性剤を紹介していきます。
少しずつでも名前を覚えて、買い物の時に思い出してくださいね。
陰イオン系合成界面活性剤
洗剤を水に溶かしたとき、分子が陰イオン(マイナスイオン)になるのでこう呼びます。
洗浄力が最も強力なタイプで、合成洗剤の主成分となります。
陰イオン系が使用される主な製品は、
・シャンプー
・台所用洗剤
・洗濯用洗剤
・ボディソープ
・歯磨き粉
・洗顔フォーム
・化粧品 など
これらの製品を買うときに、見て欲しい合成界面活性剤の名前をご紹介します。
・直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)
・アルキル硫酸エステルナトリウム(AS)
・ラウリル硫酸ナトリム
・ラウレル硫酸ナトリム
・アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES)
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
すべて覚えるのは大変ですが、「ラウリル〜」「ラウレル〜」「アルキル〜」の3つを覚えておけば、参考になります。
陽イオン系合成界面活性剤
分子が陽イオン(プラスイオン)になる合成界面活性剤のことです。
名前の通り陰イオンと反対のイオン性質を持っているので「逆性石けん」と呼ばれることも。
陰イオン系より洗浄力は落ちますが、殺菌作用が強く、柔軟仕上げ作用や帯電防止作用もあります。
ただし、皮膚障害や粘膜障害を引き起こす可能性があることも指摘されており、神経毒性も疑われています。
殺菌力が強いため、排水に混ざって微生物を死滅させて環境を乱すことも心配されています。
よく使用されている製品は、
・柔軟仕上げ剤
・リンス
・ヘアコンディショナー
・洗濯用洗剤 など
主な陽イオン系の合成界面活性剤の名前は以下の通りです。
・塩化アルキルメチルアンモニウム
・塩化アルキルトリメチルアンモニウム
・塩化ジアルキルジメチルアンモニウム
・ラウロイルサルコシンナトリウム
陰イオン系と似た「アルキル〜」が出てきたら要注意です。
今回は、比較的強い洗浄力の合成界面活性剤をご紹介しました。
ややこしい名前の成分も、ポイントを押さえれば覚えられますね!
では、次回は「非イオン系」「両性イオン系」その他の合成界面活性剤についてご紹介していきます。
※「経皮毒からの警告」P72-75
72
関連項目
『日用品の合成界面活性剤について①』について、多くの人に知って欲しいです
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